次の記事を読みました。
記事には次が書かれていますが、近年男女ともに大腸がんの患者さんが増えていることをご存じの方は多いかと思います。
国立がん研究センターの「2019年の全国がん登録」によると、罹患数は、男性、女性ともに大腸がんが2位で、総数は1位。大腸がんに罹患する確率は男性が10人に1人、女性が12人に1人だ。厚生労働省によれば、「特に50歳以降の増加が著しい」という。また、同省が22年9月に公表した大腸がんの死亡数は、男性2位、女性1位。近年、日本人にとってもっとも身近ながんといえる。
ご存じの方の中には、「便の潜血検査を毎年受けてマイナスだから自分は大丈夫」と思っていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。
しかしながら、記事にも次のように書かれていますが、便の潜血検査では早期大腸がんの発見ができないこともあるのです。
便潜血検査で早期がんを正しく陽性と判断できる確率は約60%という厚労省のデータがある。逆に考えれば、大腸がん検診では早期がんの40%は発見できないということになる。
検査をすり抜けた40%の早期がんは、放置されることで進行してしまうことを思うと恐ろしい限りです。
それを防ぐために、大腸内視鏡検査を定期的に受けることが記事でも勧められていました。
カメラで実際に大腸を見ればわかるものなので、定期的に内視鏡検査を受けていれば、大腸がんで亡くなることはありません。
また、しかしながらですが、大腸内視鏡検査は他の検査に比べて事前の負担が大きいため、何度か受けたことがある私でもできれば避けたい検査です。
そのことについては、記事に次のように書かれていました。
自覚症状がないのに、大腸カメラ検査を受けるのは面倒だ。検査当日の朝食、昼食は抜き。検査の4時間以上前から、2リットルもの下剤を飲まなければいけないし、意図的に下痢の状態を作るのはとても不快だ。
そのような負担の大きな検査であっても、「大腸がんで死ぬよりまし」と思うことにして、私は定期的に受けることにしています
上記事には実際に大腸がんの宣告を受けた筆者の経験が書かれていますので、他人事とは思わずに多くの方にお読みいただきたいと思いました。
次の投稿も参考になさっていただければと思います。