不登校の小5

不登校の児童が増えていることをご存じの方もいらっしゃると思います。

私も1週間程度の短期間ではありましたが、小4のころ、朝になると腹痛が起きて学校に行けなかった期間がありました。

その時のことは↓の投稿にも書きましたが、父の素早い判断によって学校に行けるようになりました。

学校に行けなかった日は辛くて、お昼頃になると腹痛は治まるのですが、憂鬱な気分からは抜け出せなかったことを記憶しています。

そのため、不登校や引きこもりが他人事と思えずにいるので、次の記事も関心を持って読みました。

学校に行けなくなった小5男子 校門で足が止まっても、それでいい 目標を一歩ずつ達成し乗り越えた不登校 | ヨミドクター(読売新聞)
かける君(仮名)は小学5年生ですが、学校で友達とトラブルになってから登校できなくなってしまいました。2~3日休んだら気も取り直せたので、さあ登校してみよう、と思ったのですが、何となく行くタイミングを失ってしまい、登校できない日が続いていまし...

記事を読み、少しずつ良い方へ向かってゆく小5の男子生徒に安堵するとともに、患者に寄り添ってくれる医師と出会えた男子児童は幸運だったと思いました。

記事に登場する男子の両親も担任の教師もそうですが、この事例の場合は周囲の温かい見守りが功を奏したのだと思います。

多くの場合は順調に進まずに不登校から引きこもりへ進んでしまう状況を思うと、精神科医である記事の筆者が最後に述べている次の言葉を重く受け止める必要があると強く思いました。

まずは、しっかりと関係性を作るということ。それは行動療法的なアプローチに限らず、子どもの心の治療・支援では最も基本的で大切なことだと思います。

タイトルとURLをコピーしました