私はほくろが多いほうだと思うのですが、それらについて一度も検査を受けたことはありません。
ほくろがあっても、多くの方は放置していらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、中には放置は危険なほくろもありますので、見分け方をご理解いただければと思います。
皮膚がんの可能性も? 「よいほくろ」と「悪いほくろ」を見分ける4つのポイント、皮膚科医が解説 | オトナンサー
顔や体の至るところにできる「ほくろ」には、「いいほくろ」と「悪いほくろ」が存在するといい、「悪いほくろ」には病気の可能性も…。見分け方を皮膚科医に聞きました。
まず、ほくろについて、記事に登場するアヴェニュー表参道クリニックの佐藤卓士院長(皮膚科・形成外科)が次のように説明しています。
ほくろとは、メラニン色素を作り出す『母斑細胞』という細胞が増殖してできる、良性の皮膚腫瘍(できもの)です。原因として紫外線、摩擦や圧迫、ストレス、疲労、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの崩れなどが挙げられますが、原因不明なものも多いです。これらの刺激によって母斑細胞が増殖すると、ほくろができます。
悪いほくろの見分け方については、次の4つが書かれていました。
(1)形:円形や楕円形ではなく、いびつな形をしている
(2)境目:輪郭が曖昧で、ギザギザ/ぼんやりしている
(3)色:均一ではなく、むらがある
(4)大きさ:直径が6ミリ以上ある
上記の4項目について、佐藤医師が次のように述べています。
皮膚がんにはさまざまな種類がありますが、ほくろと間違えやすいのは『悪性黒色腫(メラノーマ)』という皮膚がんです。悪性黒色腫を疑うポイントは次の4つです。これらのうち、2つ以上当てはまると『悪いほくろ』の可能性があります。1つ以下なら『よいほくろ』と考えてよいでしょう
悪いほくろは転移もしやすいそうですから、ご自身のほくろの中で上記項目に当てはまる場合は早急に受診なさることをお勧めします。