先日、次の投稿をしましたが、紅麹による健康被害は収まるどころか拡大し続けています。
今日は、次の記事が目に留まりました。
小林製薬「紅麹」サプリ、「未知の成分」が生じた原因とは…専門家の意見も様々 | ヨミドクター(読売新聞)
小林製薬の「 紅麹(べにこうじ) 」成分入りサプリメントを巡る問題で、健康被害につながる恐れが高い「未知の成分」が一部含まれる紅麹原料6・9トンの流通先の全容がわかっていない。同社の取引先だけでなく、商社を通じて別の企業にも販売されており、...
記事の冒頭に次が書かれていました。
小林製薬の「紅麹 」成分入りサプリメントを巡る問題で、健康被害につながる恐れが高い「未知の成分」が一部含まれる紅麹原料6・9トンの流通先の全容がわかっていない。同社の取引先だけでなく、商社を通じて別の企業にも販売されており、各社は情報収集に追われているが、どこまで被害が拡大するのか見通せない状況となっている。
上記からは更なる被害拡大が懸念され、私は「そもそも機能性表示食品とは?」という疑問を持ちました。
機能性表示食品についてネット検索したところ、消費者庁の説明が目に留まりました。
説明には、特定保健用食品が消費者庁長官の個別の許可を受けたものに対し、機能性表示食品は事業者の責任において消費者庁長官に届けられたものであることが明記されています。
私は、消費者は機能性表示食品の表示があることで「健康に良い」と思って摂るわけですから、事業者には消費者の期待を裏切った責任はとてつもなく重いことを認識してほしいと思いました。
前出の記事には、健康被害の原因になった成分が生じた原因について、専門家からは様々な見方が出ていることが書かれていますが、原因がわからなければ被害は終息しないように思えるため、出来る限り早い原因解明を願うばかりです。