10月の第一土曜日曜、私が住む地域では毎年お祭があります。
今年は先日の土日でしたが、我が家でも以前は飾っていた提灯を出さなくなったり、お囃子の音色も聞こえなかったりと、お祭らしさがほどんど感じられなくなってしまいました。
そのような状況だったのですが、日曜日の朝9時ごろ買い物に出たところ、↓が目に留まりました。

神輿の周囲には誰も見当たらず、不用心にも思えるくらいで、なぜか寂しい思いを感じてしまいました。
その後、お昼頃に再度買い物に出た際、駅のロータリーを通ると、法被(はっぴ)を着た人たち10人以上が集まっているのに出会いました。
その人たちは待ち合わせをしていたようで、後から数人来るとまとまって歩き出しました。歩いている方向から察すると、神社に向かっているようでした。
そして買い物を済ませ、家に向かって歩いていると法被を着た人たちが次々に通りすぎ、神輿が見えたころには道路は法被を着た人たちで埋め尽くされて先に進めないくらいになりました。
あまり大きくない神輿でしたから、担ぎ手が余ってしまって担げない法被の人たちで通りが埋め尽くされていました。
この状況に出会えたことで、朝に感じた寂しさが吹っ飛びました。
吹っ飛んだ理由は、祭が好きな人たちの熱気を感じたからだと思います。
神輿が通る際に写真を撮ったのですが、背の小さい私には人の頭しか写すことができませんでした
神輿の周囲から声を張り上げている大人たちに、大きなエネルギーを感じた出来事でした。