偶然に目に入った記事ですが、孫が椅子から落ちて頭をぶつけた時のことを思い出し、他人事とは思えずに読みました。
幼い子供の世話をしていると、どんなに注意していても怪我をしたり事故にあったり、そのような経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
特に頭をぶつけた際には外見からではわからない不安も伴いますから、経過観察の何日かは不安な日々を続くことになります。
私の場合も、孫が泊まった際に椅子から落ちて頭を打ったことが2度あり、2回とも外見からは傷も出血もなく、また2回とも落ちたのが夜だったため、翌朝まで様子を見て変化があれば受診することを娘と話し、幸いにも何事も起こらず経過しましたが、1週間ほどは不安な日々でした。
それを思い出しただけで、今でも背筋が寒くなるような思いがします。
記事にもありますが、1歳前後の場合は頭痛やどこが痛いか等の訴えができないため、機嫌がどうか、普段の様子と異なる点があるか等が受診の目安になります。
歳前後のお子さんなどは頭痛を訴えられず、その代わりに機嫌が悪くなったりします。ただ、機嫌の悪さは、頭痛以外の可能性もあります。小さい子の症状を正確に拾い上げるのは難しく、機嫌が悪く明らかに普段と違う症状の場合には受診して相談が無難です。
記事では、頭をぶつけた際の家庭でのケアを三つの状況で説明しています。
【1】転んだりして頭をぶつけた場合には、まず傷ができていないかを確認してください。
【2】出血があれば傷口を清潔なタオルなどで押さえて止血します。傷がなければ患部を冷やしましょう。
【3】ぶつけた後は長時間の外出を避け、自宅でゆっくり過ごしてください。
記事には受診の目安についてわかりやすく書かれた画像が載っていますので、小さいお子さんがいらっしゃる親御さんにはぜひご一読をお勧めしたいと思います。