新型コロナ後遺症

知人から親族の新型コロナ後遺症について相談され、知り得る情報が多い方が良いと判断して調べている最中なのですが、次のページは一般の方々にもわかりやすく書かれていましたのでご紹介させていただきます。(注:2021年9月時点での情報です)

新型コロナ後遺症 現時点で分かっていること(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース
新型コロナウイルスに感染した後、1ヶ月以上症状が続くことがあり「後遺症」と呼ばれています。現時点で後遺症について分かっていることについてご紹介します。新型コロナの「後遺症」とは?新型コロナに感染した人

上記事には後遺症の症状が画像に示されているのですが、症状が思いのほか多岐にわたっていることに驚きました。

  • 呼吸器症状:咳、痰、息苦しさ、胸の痛み
  • 全身症状:倦怠感、関節痛、筋肉痛、しびれ
  • 精神・神経症状:記憶障害、集中力低下、不眠、頭痛、抑うつ
  • 消化器症状:下痢、腹痛
  • 脱毛
  • 動悸
  • 味覚障害・嗅覚障害

記事には、慶応大学の調査による報告が載っていました。

診断から3ヶ月経過した後も1割以上の人にみられた症状は、疲労感・倦怠感、息苦しさ、脱毛、嗅覚障害、筋力低下、睡眠障害、思考力・集中力の低下でした。このうち疲労感・倦怠感、息苦しさ、脱毛、睡眠障害、思考力・集中力の低下は6ヶ月後も1割以上の人に残っていました。

また、中国の武漢市の調査報告として、次が書かれていました。

少なくとも1つの後遺症の症状がある人の割合は、6ヵ月後の68%から12ヵ月後の49%に減少していました。一方で、呼吸困難や不安・抑うつといった症状は6ヶ月後よりも12ヶ月後の方がわずかに増加しており、症状によっては長期に続くものもあるようです。

記事には、感染時には無症状であっても後遺症が出るケースもあることが書かれています。

大規模な観察研究の結果を見ると、診断時に無症状であった人でも倦怠感などの後遺症の症状がみられることがあるようです。

新型コロナ感染症自体もまだ解明されていない部分も多いですから、後遺症についてもまだこれから明らかになると思うため、今後も情報を集めるつもりです。

私は全身を考えて処方を判断する東洋医学に後遺症の軽減及び改善の道があるように考えていますので、考察が進みましたら情報の一つとしてお知らせしたいと思います。

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