私はNHKの朝の連続ドラマ、『カムカムエヴリバディ』を見ています。
そのドラマに1月26日放送から「回転焼き」というお菓子が登場していて、その名称についてSNSで話題になっているという記事を読みました。
回転焼きに大判焼き、今川焼き…関西はなぜ「御座候」と呼ぶ? » Lmaga.jp
それぞれ地域で異なる呼び名があり、度々X(ツイッター)で話題となる「回転焼き」。関西では「御座候」と呼ぶ人が多
「回転焼き」については記事に次の説明がありますが、「今川焼」あるいは「大判焼き」と聞いて懐かしく思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
回転焼きとは、あんこやカスタードクリームなどの具を、小麦粉、卵、砂糖などを使ったほんのり甘い生地で包んで焼く、円盤状の焼き菓子のこと。全国的に愛されているものの、名称は統一されておらず、「今川焼き」「大判焼き」「太鼓焼き」など地域や店舗によってさまざまだ。
私は東京育ちですが、小さいころは近所に「今川焼」を売っている店があったのを記憶しています。
今の川崎に嫁いだ当時は、近所に「今川焼」と同じものが「大判焼き」として売っている店がありました。
「今川焼」も「大判焼き」も店先に鉄板があって、そこで焼いて販売していましたが、ドラマの中でも「回転焼き」を店先の鉄板で焼いて売っています。
上記事には次が書かれていて、同じ物に100種類以上の呼び名があるのには驚きました。
方言学の研究者で「回転焼の名称に関する調査」などの研究をおこなっている、奈良大学教授の岸江信介氏によると、以前約6000人にアンケートを採った際、全国で100種以上の呼び名があることが判明したというから驚きだ(SAVVY3月号『おやつ図鑑』より)
嫁いだころにあった近所の「大判焼き」の店も閉店してしまいましたし、若い世代にはあまり馴染みのないお菓子になってしまったのかもしれないと思いつつ、ドラマで出演者が「回転焼き」食べるシーンを懐かしい思いで見ています。