私もカレーやキムチなど香辛料が多く使われている食品が好きなのですが、胃腸が弱いために摂りすぎないように注意しなければならず、TV等で汗だくで激辛料理を食べている人を見ると胃は大丈夫なのかと気になってしまいます。
そのため、次の記事は関心を持って読みました。
読んでみるとやはり悪影響があるようで、記事に登場する内科医・工藤孝文氏は次のように述べています。
「辛い物を食べすぎると、食道がんのリスクがあります。喉を通っていますし、腸管に傷がつくことも考えられるので、病気になる可能性はゼロではない。辛味は、五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)には入っていません。辛みは痛みであり、ずっと痛みを加えることになりますので、体にはあんまり良くないですね」とキッパリ。続けて「お腹に病気がある人、消化管・食道・胃に病気がある人、交感神経が優位な人、バセドー病の方」などは悪化する可能性もあるため、特に「心臓などに病気がある人は避けた方が良いですね。
上記を読み、最近食道がんであることを公表した女優さんのことを思い出しました。以前、TV番組の中で彼女は激辛料理を食べながら激辛好きだと言っていたのです。
もちろん、食道がんの原因となりうる因子は他にもありますから、激辛だけが原因ではないのでしょうが、「もしかしたら発症の一因になっていたのかもしれない」と記事を読みながら思いました。
記事には激辛のメリットも書かれていました。
やる気が起きない、眠い、だるいなど副交感神経が優位になっている人は、交感神経が優位になるように辛い物が良いですね。辛い物を食べてスカッとするのは、岩盤浴やサウナに入るのと同じイメージ。身体がむくんでいるという人も、交感神経が活発になって、汗も出るので辛いものは良いですね
激辛を習慣的に摂っている方には、ぜひご一読をお勧めしたいと思います。