熟年離婚をした友人

次の記事を読み、数年前に亡くなった友人のことを思い出しました。

妻の希望で熟年離婚となった57歳の部長、それから半年、新たな一歩を踏み出したいが… | ヨミドクター(読売新聞)
メーカー研究所の部長(57)は共働きの妻から「あなたと二人きりの退職後の生活は考えられない」と突然、離婚を切り出されました。そのお話を、「子育て終了。頑張った私!」、共働きの妻が離婚を切り出した…夫は妻の気持ちがわからない で紹介し、多くの...

その友人は、大学を卒業してすぐに結婚しました。

夫となったのは、大学時代から付き合っていた同い年の人でした。

その人の地元が名古屋で、そちらで教師となったため、彼女も嫁いでからは名古屋で暮らしていました。

彼女とは名古屋に行ってから疎遠になっていたのですが、2016年の1月のある日、驚くような内容の手紙が届いたのです。

その手紙には、離婚して東京に戻っていること、離婚後にATLを発症して東京に戻ってからは東京医科大学病院に通院していることなどが書かれていました、

息子さんが二人いると人づてに聞いていたので、順風満帆な結婚生活を送っているとばかり思っていた私は手紙の内容にひどく驚き、ATLについて詳しくなかったため、どのような病気なのかを調べてみました。

そして、ATLとは成人T細胞白血病・リンパ腫のことで、予後も厳しいことを知りました。

成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)について|成人T細胞白血病・リンパ腫、末梢性T細胞リンパ腫の患者さん・ご家族の方へ|Meiji Seika ファルマ株式会社
医療用医薬品、ジェネリック医薬品、工業用酵素、等の研究開発・製造販売・輸出・輸入等を行う、明治グループの薬品会社、Meiji Seika ファルマのWebサイト。人々の「健康」と「いのち」を守るため、患者さん、医療機関、ユーザーの皆様から信...

私はすぐに手紙を送り、その後はメールでのやり取りが続きました。

そして2016年の夏、彼女の息子さんから彼女が亡くなったことを知らせる電話がありました。

息子さんは彼女のパソコンの履歴から私とのメールを知り、連絡してくれたそうです。

彼女は体の調子が良いときに私と会いたいとメールに書いていましたが、それが叶わずに亡くなってしまいました。

彼女の熟年離婚は、嫁として耐えて我慢し続け、ご主人の定年退職を待って離婚の希望を告げたことがメールの内容から察せられました。

そして、離婚して新し出発を始めようとした矢先にATLを発症したことも知りました。

私とのメールのやり取りを始めて、6か月後に彼女は亡くなってしまいました。

今朝、上記事を読み、彼女のことが頭に浮かび、「あちらの世界では少しはのんびりできているのかしら」などと思いを馳せています。

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