何度かブログにも書いていますが、親族が認知症を患ったため「私ももしかしたら」という不安が常にあります。
そのため、次の記事も関心を持って読みました。
認知症は予防、改善ができる――、ヨーロッパの研究で明らかになった「真実」とは | ヨミドクター(読売新聞)
備えあれば患い(憂い)なし――。私たちが日常でよく使うことわざで、中国の歴史書「 書(しょ)経(きょう) 」が由来とされています。今年5月、新型コロナ感染症の感染症法上の分類が変更され、それに先立ち3月13日からはマスクの着用が「個人判断」...
上記事に書かれているMCI(軽度認知障害)については、以前次の投稿をしています。
私が前者の記事で特に関心を持ったのは、「心臓に良いことは、頭にもよい」ということでした。
それについて記事には、英国で実施された禁煙や減塩のキャンペーンによって認知症の発症率が減少した事例が紹介されていました。
とくに英国人が大好きなパンを製造する業界と一緒に取り組んだところ、3年間で10%もの減塩を成功させました。結果的に、脳卒中、心臓病、糖尿病などの発症を抑えることができ、年間2600億円もの医療費を削減したそうです。 前回のコラム でも紹介した通り、それらの疾病は認知症発症に関わっていることは間違いありません。
つまり、脳卒中、心臓病、糖尿病などの予防を心がけることが認知症発症の予防につながることになるということになります。
70代になって以前より忘れっぽくなっていることが気になっていたのですが、記事に書かれているように生活習慣や環境に気を配り、前向きに考えようと思いました。
加齢に伴う病気やストレス(睡眠)、食生活、運動、社会的接触(社会参加)などの生活習慣や環境を考えることが、結果的にも認知症対策にもなるということです。繰り返しになりますが、心配な症状が出たからといって悲観するばかりではなく、「次に何をすればいいか」と前向きに考えることが、認知症に打ち勝つ、もしくは上手に付き合っていくコツになります。