激辛チップスで少年が死亡(アメリカ)

複数のメディアで取り上げていましたので、ご存じの方もいらっしゃると思います。

“激辛”は食道や胃腸からの出血に。アメリカで「激辛チップス」食べた14歳少年が死亡。子どもへのリスクに医師が警鐘を鳴らす|FNNプライムオンライン
アメリカ・マサチュ―セッツ州に住む14歳の少年が9月1日、「激辛チップス」を食べた後死亡した。若者たちの間では「ワンチップチャレンジ」と呼ばれる、激辛チップスを食べた後に水などを飲まずにいかに我慢できるかを競う動画がSNSで人気となっていた...

記事に登場するイシハラクリニック 石原新菜副院長が、次のように述べたと書かれていました。

今回の激辛チップスに使われている唐辛子は、辛味成分のカプサイシンが大量に含まれている最も辛いとされる唐辛子です。

辛い物は適量であれば血行促進など身体に良いと言われていますが、大量に食べすぎたり、辛味の強すぎるものを食べると、食道や胃、腸などから出血を起こします。

また、不整脈、アレルギー反応などが起こって、最悪の場合は、脳梗塞など死に至る可能性もあります。

また、記事には次が書かれていました。

亡くなった少年(14歳)の死因はまだ判明していないが、チップスには世界で最も辛いとされる、キャロライナ・リーパーなど2種類の唐辛子が使用されている。

子供だけではなく、大人でも激辛食品を摂り過ぎると粘膜が充血して毛細血管が拡張し、拡張した毛細血管が切れてしまうと出血が起こることも書かれていました。

子供はもちろんですが、大人も激辛食品の食べ過ぎには注意が必要なことをご理解いただければと思います。

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