以前の投稿にも書きましたが、私はぶどう膜炎を2回患いました。
そのためぶどう膜炎に関する記事には関心が高いのですが、次の記事はぶどう膜炎についてわかりやすく書かれていましたので、ご存じない方にもお読みいただければと思います。
記事の冒頭に次が書かれていました。
目の中に入る光の量を調節する「虹彩」、ピントを調節する「毛様体」、網膜に栄養を与える「脈絡膜」の三つを総称して「ぶどう膜」と呼びます。眼球の大部分を覆っています。血管が多く、ブドウの皮に似た紫っぽい色で、炎症が起きやすいのが特徴です。
炎症が起きると、血液成分などが内側の 硝子体 に入り込みます。本来透明な硝子体が濁ると、網膜に正常に光が到達せず、長く続くかすみや、黒い物が飛んで見える 飛蚊 症、視力低下などが起きます。進行すると、白内障や緑内障を招き、失明する恐れがあります。
私の場合、最初は眩しさから始まりました。
外ではもちろんですが、部屋の中でも白い物が眼が開けられないくらい眩しく感じ、「変だな」と感じて鏡を見ると白目が充血していました。
原因について、記事には次が書かれていました。
大まかに「非感染性」(4割)、「感染性」(2割)、「原因不明」(4割)に分けられます。
私の場合は原因不明に類するものでしたが、2回の発症時ともひどく疲れていたので、免疫力の低下も原因になったのかもしれないと推測しています。
記事には次のように書かれています。
ストレスや睡眠不足、過労などが発症のきっかけになると考えられています。それらを避けることが予防の第一歩となります。
治療について、私の場合は点眼薬のみで治りましたが、記事には次の説明がありました。
検査の結果、感染性と判明したら、抗菌薬や抗ウイルス薬を使います。非感染性の場合はステロイドの点眼薬や免疫抑制剤、生物製剤を投与して免疫の働きを抑制し、炎症を抑えることが治療の中心となります。
ぶどう膜炎は、治療が遅れると最悪の場合は失明に至ることもある眼疾患です。
白目が充血したり目に異変を感じた際、ぶどう膜炎以外の結膜炎等の可能性も高いと察しますが、どちらにしても速やかに受診なさることをお勧めしたいと思います。