多くのメディアで報じられましたので、俳優の山本陽子さんが急性心不全で急逝したことをご存じの方が多いかと思います。
私はつい最近、TV朝日の「徹子の部屋」で山本陽子さんの元気な様子を見たこともあって、急逝の報道を目にした際には「あんなに元気そうだったのに」と少々驚きました。
それと同時に「急性心不全」の原因などが気になったため、ネット検索で次のページを見つけて読みました。
上ページには「急性心不全」と「慢性心不全」についての説明がありました。
急性心不全については、次のように書かれていました。
「急性心不全」は、急に起こるもので、血管が完全に詰まる「心筋梗塞」で多くみられます。
短時間で激しい呼吸困難になるため、重症の場合はそのまま死に至るリスクが高いです。
慢性心不全については、次のように書かれていました。
「慢性心不全」は、心臓に負担がかかり続けることで徐々に症状が進行するものです。
また、上ページにはアメリカ心臓病学会(AHA)において分類されている心不全のステージA、B、C、Dについての説明が書かれています。
それによると、ステージAは
ステージAは高血圧、糖尿病、肥満などを持っており、将来的に心不全を起こす可能性のあるステージ。高血圧や糖尿病、肥満は動脈硬化を引き起こす大きな原因のため、できるだけ早い改善を行い、心不全の予防を行う必要があります。
ステージBは
ステージBは心肥大、弁膜症、心筋梗塞といった心臓の構造的な異常がありますが、症状はない状態です。ステージBではすでに心臓の異常が起こっており、気づかないうちに次のステージへ進行する可能性があります。
ステージCは
ステージCは心肥大、弁膜症、心筋梗塞といった心臓の異常があり、症状も感じることがたまにある状態です。 息切れやむくみなどの症状が現れるとステージCとみなされ、この段階で早急に適切な治療を開始し、進行を防ぐことが重要です。
そしてステージDは
ステージDは心肥大、弁膜症、心筋梗塞といった心臓の異常があり、適切な薬物治療を行っても安静時に症状を感じる状態です。
ステージDの患者は「末期心不全状態」と呼ばれ、根治ではなく症状緩和を目的に治療を行うことが一般的です。
上ページには心不全リスクのセルフチェックとして次が挙げられていて、他に検査・診断方法なども書かれていますので、ご一読をお勧めしたいと思います。
- 血圧が高い
- 血糖値が高い
- 腎臓が悪い(もしくは治療中)
- 心臓が悪い(もしくは治療中)
- 肺が悪い(もしくは治療中)
- 階段を上がると息切れする
- 夜になると咳が出る
- 息苦しくて夜目覚めることがある
- 横になると息苦しい
- だるさや疲れを感じやすい
山本陽子さんのご冥福をお祈り申し上げます。
次の投稿等も参考になさっていただければと思います。