昨日まで元気に歩いていた隣人が大動脈解離であっという間に亡くなって、1年が経ちました。
隣人は70代でしたが、救急車で運ばれて病院に着くまでに亡くなったと聞き、死因となった大動脈解離は恐ろしい病気という認識を持つようになりました。
大動脈解離は年代的には70代が多いという情報がありましたが、目に留まった記事には40代の発症が書かれていたので、年代を問わず注意しなければならない病気なのだと改めて思いました。
大動脈解離で、40歳代の同僚が突然倒れた 防ぐ手立てはあったのか?…病は気づかぬうちにやってくる | ヨミドクター(読売新聞)
皆さんは今年度、健康診断を受けられたでしょうか。秋は春と並ぶ健診シーズンです。これから受けるという方もいらっしゃるかもしれません。健診について考えていたら、職場で大動脈解離を発症して倒れた同僚のことを思い出しました。 【漫画】まさかの危機 ...
記事に登場する大動脈解離を起こした40代の男性は、健康診断で高血圧の結果が出たにも関わらず「症状がないから」と治療を受けなかったそうです。
しかし、不幸中の幸いで倒れた職場が病院だったため、すぐにカテーテル治療ができる近隣の循環器病院に搬送され一命を取り留めたことが記事に書かれていました。
大動脈解離は高血圧や糖尿病、脂質異常症などが発症要因になりうるため、記事では検診の重要性を説いています。
そして、検診で異常が見つかった際には治療を受けるなど、自覚症状がなくても放置しないことの大切さが書かれていました。
健康診断の結果で要検査項目があっても自覚症状がないと放置しがちですが、記事のように恐ろしい病気が隠れている可能性もありますから、皆様、くれぐれもお気をつけください。