落雷事故の死亡率

次の記事を読み、落雷による死亡率の高さに驚きました。

落雷事故の死亡率は10~30%、屋外スポーツで知っておきたい30/30ルール | ヨミドクター(読売新聞)
4月に奈良市にある学校のグラウンドに雷が落ち、生徒6人が病院に搬送され、サッカー部の2人が意識不明の状態となる事故がありました。これまでにも雷による事故の発生はしばしば起きています。雷注意報が発令されていても、現場の教員らが把握できていない...

上記事には次が書かれていました。

雷による事故の死亡率は10~30%、生存者でも70%に重大な合併症が生じることが報告されています。

落雷事故を防ぐために、整形外科医である記事の筆者は日本ラグビーフットボール協会の30/30ルールを意識するようにアドバイスしています。

日本ラグビーフットボール協会の「ラグビー外傷・障害対応マニュアル」には、落雷に対する安全対策として米国で採用されている30/30ルールが記載されています。「雷の 閃光せんこう とそれに関連する雷鳴の間が30秒以内の場合はプレーを中止し安全な場所へ避難する。競技場への復帰は、最後の閃光または雷鳴より30分以上が必要です」とあります。

私は、30/30ルールはスポーツだけではなく屋外でのレジャーにも役立つ対策だと思いました。

これから夏に向かい、屋外でのレジャーを楽しむ機会も多くなると思いますので、落雷事故を他人事とは思わずに、皆様に30/30ルールをご記憶いただければと思います。

次の記事には落雷を受けた際に生じる可能性がある症状が書かれていますので、ご一読をお勧めします。

雷に打たれた場合、体に起こる症状は? 年間20人が死亡…木の下での雨宿りはNG | ヨミドクター(読売新聞)
Q  あ、雷が鳴っている。近くに落ちたら怖いなあ。   ヨミドック  雷の電圧は1億ボルトといわれます。家庭用が100ボルトだから、まさに桁違い。落雷に遭わないよう注意することが重要です。   Q  落雷を受けても人間は生きていられるの? ...
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