次の記事が目に留まりました。

高2女子が繰り返す大量服薬 隠されたメッセージとは? 「うざい」母親に感謝できるようになれたのはなぜ? | ヨミドクター(読売新聞)
高校2年のひまりさん(仮名)は、自宅で市販薬を大量に飲んでしまい、総合病院に救急搬送されました。入院治療が行われ、身体的には落ち着いたため退院することになりましたが、精神科受診を勧められ、お母さんと共に当院を受診されました。 お会いしてみ...
私は薬剤師として大量服薬(オーバードーズ)には大きな関心を寄せているため、以前も次の投稿をしています。
今日紹介させていただいた記事には高2女子の事例が載せられていて、彼女は大量服薬を繰り返し、母親に連れられて記事の筆者である精神科医のクリニックを受診したそうです。
記事を読み終わり、事例に登場する女子は信頼できる良い医師に巡り合えたことで良い方向へ進むことができたのではないかと私は思いました。
私には長い闘病体験があり、闘病中にはたくさんの医師と出会いがありました。
そして、最後に出会った医師のおかげで今も生きていられるのだと、心の底から思っています。
大きな病院であれば医師としての立場、自身が経営するクリニックであればクリニックの経営を考えなければなりませんから、常に患者に寄り添うことが難しいことも理解できます。
しかし、患者は医師の言動に大きく左右されてしまうことも事実なのです。
話がタイトルから外れてしまい、申し訳ございません。
軽い気持ちで始めてしまったオーバードーズから抜け出せなくなった事例を私は多く知っています。

以前の投稿に載せた記事にも書かれていましたが、近年では未成年であってもインターネットで薬の購入が可能ですし、ドラッグストアなどでは風邪薬などは購入者自身が手に取って購入できるなど、薬の入手が容易なこともオーバードーズが減らない要因になっているのではないかと私も感じています。
そのような現状を重く受け止め、私は一薬剤師としてできることを考えて行動しようと思っています。