起立性調節障害

次の記事に目が留まりました。

「起きられない」は病気かも…思春期特有の起立性調節障害、「サボり」誤解防止へ学校向け指針も | ヨミドクター(読売新聞)
自律神経の乱れで、頭痛や朝起きられないといった不調が起きる「起立性調節障害(OD)」。思春期特有の病気だが、外見から分かりにくく、「怠け」や「サボり」と誤解されることもある。学校生活に支障をきたす例も多いことから、適切な対応方法を示した教員...

冒頭に次が書かれていました。

自律神経の乱れで、頭痛や朝起きられないといった不調が起きる「起立性調節障害(OD)」。思春期特有の病気だが、外見から分かりにくく、「怠け」や「サボり」と誤解されることもある。学校生活に支障をきたす例も多いことから、適切な対応方法を示した教員向けガイドライン(指針)を作る教育委員会も出始めている。

朝起きられないなどの症状がある起立性調節障害は、上記にもあるように「怠け」や「サボり」と誤解されることもあります。

娘が小学生だったころ、クラスに遅刻ばかりするお子さんがいて、ある日も学校に来なかったため担任がその子の自宅に電話したところ登校したとのことで、クラス全員で学校の近所を探したところ駐車場で寝ていたことがありました。

そのお子さんは症状が悪化して登校できなくなり、転校したと後から聞きました。

今思うと、その子も起立性調節障害だったのかもしれません。

記事では起立性調節障害について、次のように説明されていました。

◆ 起立性調節障害(OD) =自律神経の働きが悪くなり、起立時に体や脳への血流が低下する病気。立ちくらみや腹痛、吐き気などの症状が出る。午前中に強く表れ、午後に軽減する傾向にある。薬の処方や日常生活の指導といった治療が行われ、成長に伴って改善するケースが多い。一般社団法人「日本小児心身医学会」(京都市)によると、軽度も含め中学生の約1割に症状がみられるという。

ご自身のお子さんが朝起きられないことが続く場合、寝不足が考えられるケース以外に起立性調節障害の可能性もあるかもしれません。

記事にも薬や日常生活の指導といった治療があることが書かれていますし、お子さんの状況が気になる場合は受診をお勧めしたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました