次の記事を読みました。
双極性障害 診断されるまでに平均4~10年…うつ病と診断されることもあるのはなぜ? | ヨミドクター(読売新聞)
コミックエッセー「夫婦で心を病みました―優しい夫が双極性障害を発症したあの日から」(KADOKAWA)は、作者の彩原ゆずさんの夫が、双極性障害(そううつ病)になったことをテーマにした作品です。当初はうつ病と診断されていましたが、しばらくする...
記事には、次が書かれていました。
双極性障害は、100人に1人弱の割合で発症するといわれています。診断される人は増えていると思います。20歳前半で発症する人が多いとされていますが、中学生から高齢者まで幅広い年齢の患者さんがいます。男女差はありません。
記事を読むまでは双極性障害という病気を理解しているつもりでしたが、100人に1人弱の割合で発症するほど患者さんが多いこと、20歳前後で発症する人が多いことなどは認識していませんでした。
また、次の情報には驚きを覚えるともに、辛い状況にいらっしゃる方が多いだろうと察せられました。
双極性障害と診断されるまでに平均4~10年かかっているというのが現状です。
どのような病気にも言えることですが、特に精神疾患に関しては周囲の理解が大切だと私は思っています。
それに関係することですが、記事に次が書かれていました。
そう状態の時は、ご家族の方から「体が心配」と言って、受診を促してほしいです。これは家族にしかできないことです。一方、症状が落ち着いている場合、職場などの人には、病気を発症する前と同じように接してほしいと思います。患者さんにとって必要なのは、「ここの病院に行くといいよ」といったアドバイスではなく、周囲の人たちがいつもと同じように接してくれることです。
記事に登場する医師も「無理をせず、ストレスをためないよう心掛けてほしいです」と述べていますが、患者さんがそのようにできるように社会全体の理解が進むことを願うばかりです。