ひきこもりと聞くと、男性のイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
私も以前はそのイメージを持っていたのですが、数年前に読んだ記事から女性の引きこもりが増えていることを知りました。
その時以来、それまでに増してひきこもり問題に関心を持つようになっています。
今朝、女性の引きこもりを取り上げた記事が目に留まりましたので、紹介させていただきます。
次が書かれていました。
内閣府が今年3月に公表した推計結果によると、15~64歳でひきこもり状態にある人は全国で146万人。女性の割合は15~39歳で45・1%、40~64歳で52・3%で、過去の調査に比べて割合が増えている。
また、次が書かれていました。
内閣府は18年にようやく、ひきこもりの推計に主婦や家事手伝いで、家族以外と半年間、ほとんど会話をしなかったケースを含めるようにした。
家族以外との会話が無くても、今までひきこもりに含まれなかった主婦や家事手伝いの女性がひきこもりの対象となったことは私は当然だと思いました。
なぜなら、彼女たちも社会との繋がりが保てていないと考えられるからです。
以前の投稿にも書きましたが、私は小学校4年生の時に短期間でしたが学校に行けない時期があり、それが長期になればもしかしたらひきこもりになっていたかもしれないと思えるため、ひきこもりを他人事と思えないのです。
記事の末尾にひきこもりについて、厚労省は多様な課題に対応する新たな手引づくりを進めると書かれていましたが、政府には早急な対応を願うとともに、記事に登場する一般社団法人「ひきこもりUX会議」の林恭子代表理事の次の言葉を政府は重く受け止めるべきだと強く思いました。
つらい状況を周囲に理解してもらえない女性は多い。背景の異なる当事者の目線に立った内容にしてほしい