リップクリームの使い方

冬だけではなく、リップクリームを一年中お使いの方もいらっしゃると思います。

私もその一人なのですが、次の記事が目に留まりましたので紹介させていただきます。

絶対になめてはいけない! むいてもいけない! 唇が荒れた20歳代女性、リップクリームの使い方も誤っていた | ヨミドクター(読売新聞)
ふっくらと潤っている唇はとても魅力的です。でも、乾燥する冬は、皮がむけたり、切れて血がにじんだりと荒れがちになります。当院にも、1月に入ってから、唇が荒れて受診する人が増えてきました。どのようにケアすればよいのでしょうか。  1月に入り、「...

記事では唇が荒れてひび割れてしまった20代の女性の事例が書かれていましたが、私が注目したのはリップクリームの使い方です。

皮膚科医である記事の筆者は、唇が乾燥する理由を次のように説明しています。

唇は、皮膚と粘膜の境界にあります。唇には、皮膚には存在する「皮脂腺」や「汗腺」がないため、肌を潤わせる成分である皮脂量が、皮膚の3分の1~4分の1しかありません。また、角層の水分を保持しバリア機能を高めるセラミドは、皮膚の半分~3分の1しかありません。そのため、唇の水分は蒸発しやすく、乾燥しやすい部位なのです。

唇が荒れた時、なめたり皮をむいたりしてはいけないことをご存じの方も多いと察しますが、私が注目したのは次の点でした。

リップクリームは唇にこすり付けないようにやさしく塗ることが大切なのです。ワセリンやオイルを使う場合は、綿棒にたっぷりとって、やさしく唇にのせるように塗りましょう。こすり付けると、角層がはがれて刺激になってしまいます。

荒れがひどいときは、食事の前にもリップクリームを塗ると、保護膜を作って食材などの刺激から唇を守ってくれます。食後は、コットンにオリブ油(「日本薬局方」と書いてある医薬品として認められたオリーブ油)などのオイルを含ませて、やさしく汚れを取り除きます。その後に再度、リップクリームを塗り直してください。

また、歯磨き粉も荒れた唇には刺激になるそうなので、私も注意したいと思います。

歯磨き粉も、荒れた唇には刺激になります。歯磨きをする前に、リップクリームやオイル、ワセリンなどを塗って、唇を保護します。歯磨き後も再度、保湿するのを忘れずに。また、歯磨き粉の種類を、塩や酵素、香料の入っていない刺激の少ないものに変えてみてもいいでしょう。

春の気配が感じられるようになりましたが、まだまだ空気の乾燥は続きますので、正しいケアで唇を守っていただければと思います。

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