痔だと思っていた男性

次の記事に目が留まりました。

痔かと思い軟こうを塗って1年以上様子を見ていたら肛門がんだった…肛門をふさいで腹部に開けた穴から排出する人工肛門に | ヨミドクター(読売新聞)
肛門の病気と言えば 痔(じ) が思い浮かびますが、ごくまれに肛門にがんが見つかることがあります。希少ながんで、私自身、大腸内視鏡検査7万件の経験で、肛門がんを見つけたのはわずか。痔のような症状が出る方もいますが、無症状の場合もあります。肛門...

記事に登場する40歳代の男性は排便時にわずかな出血がありましたが気にせず放置し、下血とともに肛門の周囲が痛むようになってから、薬局で痔の軟こうを買って塗って1年余り様子を見ていたそうです。

軟膏を止めると出血と肛門痛が出るので、その男性は記事の筆者のクリニックを受診したことが書かれていました。

そして、次のような検査結果だったそうです。

一見すると、痔に見えます。ただ、部分的に表面が崩れたような外観が気になりました。がんかどうか調べるためには組織採取が必要ですが、痔の場合、その際に出血が止まらなくなる可能性があります。そこで私が勤務していた大腸肛門病専門の病院に紹介。Iさんはすぐに受診されました。この病院で肛門がんと診断がつき、大学病院で手術を受けることになりました。

男性の場合は手術によって人工肛門になったそうですが、がんのタイプや進行度によっては放射線治療と抗がん剤治療を組み合わせて肛門を残す方法も行われていることが記事には書かれていました。

肛門の痛みを伴う出血があった際、痔かと思う方が多いと思います。

実際に痔の場合も多いですし、肛門ガンは希少だそうですが、出血があった際には大腸がんも含めて念のために検査を受けるよう記事の筆者はアドバイスしています。

次の投稿等も参考になさってください。

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