今度はベル麻痺だと

先日、娘婿のラムゼイハント症候群のことを書きましたが、昨日婿から娘に連絡があり、耳鼻科医の検査でベル麻痺だと言われたとのことでした。

婿からラムゼイハント症候群という病名を聞いたのではなく、「帯状疱疹のウィルスが原因」という連絡があったためラムゼイハント症候群だと判断したのですが、今度はベル麻痺だと言われたという連絡に私の病院への猜疑心は更に大きくなってしまいました。

顔面神経麻痺専門医の耳鼻科医の診断ですから、婿の場合はベル麻痺なのだろうと私は察しています。

そして昨日の婿からの連絡では、その皮膚科医に「神経損傷が高度のため、麻痺は回復しない可能性が高い」とも言われたそうで、婿は相当なショックを受けているようだと娘が話していました。

私が病院の対応に猜疑心を抱いたのは、麻痺の初期対応に大きな疑問を感じたためです。

婿からの連絡によると、顔面麻痺は術後の翌日辺りから出始めて徐々に強くなったそうですが、その間何も治療を受けず、術後7日目にステロイドと抗ウィルス薬が処方されたとのことでした。

ベル麻痺の場合もラムゼイハント症候群と同様に、できる限りの早期治療が望まれます。

治療が遅れると神経損傷が進んでしまい、麻痺の回復の可能性が難しくなるためです。

ベル麻痺 - 09. 脳、脊髄、末梢神経の病気 - MSDマニュアル家庭版
ベル麻痺 -原因、症状、診断、および治療については、MSDマニュアル-家庭版のこちらをご覧ください。

婿の場合、娘が聞いた術後の説明では「聴力も温存できて顔面神経麻痺が出たとしてもすぐに回復する」とのことで、病院側では婿の顔面麻痺は術後の「すぐに回復する」類のものと判断したのではないかと察しています。

「そのために薬の処方が7日後になってしまったのか?症状が出始めた時点であらゆる可能性を考慮してくれていれば」と思わずにはいられないのです。

上記はあくまでも私個人の考察なので本人が退院してから確認したいと思っていますが、婿には改善の可能性を信じて前進してほしいと願うばかりです。

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