公衆トイレ事情

次の記事を読みました。

公衆トイレに「和式」を望む声…どんな事情が? | ヨミドクター(読売新聞)
「公衆トイレ」といえば、どんなイメージがありますか。最近は地下鉄の駅や公園で改修が進み、かつての「汚い」「暗い」から、「きれいで利用しやすい」という印象に変わってきました。 改修中の大阪市役所のトイレ。一部に和式便器が設置される(大阪市北区...

新型コロナ感染症が流行し始めてから私の外出はそれまで以上に減ってしまったため、しばらく公衆トイレを利用していないのですが、それ以前も和式トイレはあまり見かけなくなっていたという記憶があります。

上記事にはトイレメーカー「TOTO」の出荷比率が載っていました。

 大手トイレメーカーの「TOTO」によると、和式と洋式便器の出荷比率は、1960年代は和式8割、洋式2割でしたが、その後は洋式が増え続け、2018年度には洋式が99・6%を占めました。

99.67%という数字から、新しく設置された和式トイレの少なさが理解できます。

ただ、4割以上の公立小中学校が和式トイレを一か所は残す方針だそうです。

文部科学省が全国の公立小中学校に実施した昨年9月の調査では、校内のトイレ全体の57%が洋式で、16年度に比べて13・7ポイント増える一方、4割以上の学校が和式を1か所以上は残す方針だと回答しました。便器に肌をつけたくないという児童や生徒がいるほか、駅などではまだ和式も多く、子どもたちに使い方を教える狙いもあるそうです。

私は記事を読むまでは和式トイレはいずれ無くなるのだろうと思っていたので、記事を読んで「誰もが生きやすい社会」という言葉に考えさせられました。

自分のものさしで計ってはいけないということですね。

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