依存症は誰もが陥る可能性がある症状だと私は思っているため、関心を持って次の記事を読みました。
「楽園ネズミと植民地ネズミ」の実験でわかった 依存症が生まれる環境 | ヨミドクター(読売新聞)
今回も、前回に引き続き「依存症」について考えていきたいと思います。 前回のコラム「薬物依存から回復し続ける俳優と5分間のミニドラマ…炎上覚悟のふたり芝居に集まったエール」を読んで下さった方や、 ショートドラマ「弁解できない男」 を見て下さっ...
筆者は女優の東ちづるさんなのです。彼女が様々なボランティア活動を続けていることも、今回の記事から初めて知りました。
記事には次の文面があります。
やめられないのは脳の回路が変化して、自分ではコントロールできないという「病気」だから
病気なのですから、治療のためには適切な専門機関の助けが必要になります。
記事には次の文面もありました。
体もボロボロ、本人はとってもつらいのに、周囲の理解はなかなか得られない。軽く捉えられたり、根性論で片付けられたり、親切心で安易に助けられて、かえって依存を助長することになってしまったり。
記事には、依存症者と関わる時のNG「かきくけこ」が紹介されています。
- <か> 過度な一般化 「誰だって悩みはあるんだ」「皆、つらくても頑張ってるのよ」
- <き> 禁止する/否定する 「もう絶対にやるなよ」「そんな風に考えるな!」
- <き> 強制する 「スポーツでもやれ」「もっと前向きになれ」
- <く> 口が軽い/秘密が守れない
- <け> けなす/おとしめる 「だらしがない!」「たるんでるぞ」「人間のクズだな」
- <こ> こわがらせる/脅す 「こんなことをしていると一生台なしになるぞ」「縁を切る」
筆者の東ちづるさんも書いていますが、私も「依存症」という「病気」の理解が少しでも広がることを願いたいです。