昨日、高齢の男性が来店され、「痛み止めをください」とおっしゃいました。
私が「どこが痛みますか」とお聞きすると、「ここ」と指した耳の後ろには10㎝もあるかと思えるくらいのできものがありました。
続けて私が「どこかの病院にかかっていらっしゃいますか」と尋ねると、「聖マリアンナの病院から薬をもらっている」と返答されたため、「病名は何と言われましたか」と聞いたのですが「忘れた」というお返事でした。
「手術はしないほうが良いと言われた」とおっしゃるため、私は痛みも主治医の判断を仰ぐべきと思い、「自己判断で痛み止めをお飲みになるのはお勧めできませんから、病院の先生にお話しなさってください」と返答するしかありませんでした。
するとそのおじいさんは、「やっぱりそうだよな」とおっしゃって出て行かれました。
このおじいさんの大きなできものは外見から粉瘤かもしれないと思えたのですが、主治医は手術を勧めない診断のようなので、粉瘤ではないのかもしれませんし、大きくなりすぎために経過観察中なのかもしれない等いろいろ考えました。
耳の後ろの粉瘤(ふんりゅう)の原因は?手術は必要? - ホスピタクリップ
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おじいさんが帰った後、昔話の「こぶとりじいさん」が頭に浮かびました。
来店されたおじいさんのできものも、「こぶとりじいさん」のこぶが取れたおじいさんのように奇跡が起きないかと思わずにはいられませんでした。