昨日の午後、孫たちが我が家に寄った際、3歳の孫が喉が痛いと私に訴えました。
感染症かと驚いて娘に聞くと、昨夜食べさせたサンマの骨が原因かもしれないと言うのです。
それを聞いて「あーんして」と言って口の中を見ようとしましたが、口を開けても舌が邪魔して奥まで見えませんでした。
実は1年くらい前、私自身がホッケの骨が喉に刺さり、翌日になっても痛みが取れずに近所の耳鼻咽喉科に行ったのですが、骨が確認できず、コロナ禍のために内視鏡を使わないと医師に言われ、1週間以上痛み止めで耐えた経験がありました。
私の場合は耳鼻科に行っても骨が見つからなかったのですが、ネット検索したところ幼児の場合は受診が勧められていました。
それで、娘に「耳鼻咽喉科に連れて行きなさい」と言ったのですが、娘は「いつも痛がっているわけではないし」と簡単に考えていたようでした。娘は午後から出かける用事があったため、耳鼻咽喉科への受診を躊躇ったのだと私は察しました。
察してから思い出したのですが、昨日は木曜日でしたので近隣の耳鼻咽喉科はすべて休診日だったのです。
それでネット検索し、出来る限り近い耳鼻咽喉科を探したところ、電車で一駅先に木曜日も開業している耳鼻咽喉科を見つけました。早速電話したところ、診てもらえるとのことでしたので、まだ出かける前だった娘に「保険証を持って連れてきなさい」と連絡しました。
そして出かけた娘の代わりに、私が孫を連れて一駅先の耳鼻咽喉科に行きました。
結果として内視鏡で喉の奥に刺さっていたサンマの骨が見つかり、無事に抜いてもらえました。
「ほら、これが刺さっていたよ」と医師が見せてくれた骨は1センチ強の長さでした。
3歳の孫は内視鏡の時だけは泣きましたが、なかなか骨が見つからずに何度も器具を入れられても我慢していたので、付き添っていた私のほうが泣きそうになってしまいました
常時痛がっていたわけではなかったのですが、私に痛いと訴えた際の顏が真剣に見えたため、私の判断で耳鼻咽喉科に連れていって本当に良かったと思いました。