次の記事を読みました。
タイトルが気になって読みましたが、寒暖差が大きいときにしもやけになりやすいことの説明が次のように書かれていました。
血管は収縮と拡張を繰り返して、体温を一定に保っています。寒いと、心臓から血液を送る「動脈」と、心臓に血液が戻る「静脈」はいずれも収縮します。一方、急に暖まると、弾力性のある動脈はすぐに拡張しますが、静脈は拡張に時間がかかります。
こういう時に、末端の毛細血管が集まる手足、耳たぶや鼻先では、血流が滞りやすくなり、炎症が起きて、痛みやかゆみを生じるのです。
しもやけができやすい人について、次が書かれていました。
全ての年代で発症しますが、汗をかきやすい子どもや、動脈硬化などの持病がある高齢者に目立ちます。時期としては、一日の気温差が10度以上となる10~11月、2~3月頃に発症が増えます。
できてしまった場合の手当てについては
放置して血行不良が続くと、皮膚が 化膿 することもあります。血流の改善効果があるビタミンEが入った塗り薬で、マッサージをしましょう。市販薬でも構いません。皮膚の温度が上がり、症状の改善が期待できます。
予防するためには
外出時は手袋や靴下で防寒し、血行不良を招く窮屈な靴は避けてください。体を温める入浴はおすすめですが、急に熱い湯船に入るのは逆効果です。ぬるめのお湯で十分かけ湯をしましょう。手を洗った後や、風呂上がりや運動で汗をかいた時などは、きちんと水分を拭き取ることが大切です。ぬれたままだと気化熱で皮膚の温度が低下し、新たなしもやけの原因になりかねません。コロナ禍で手洗いの機会が増えているので、注意が必要です。
ひどくなってしまった場合には皮膚科の受診が勧められていましたが、早いうちから上記予防を実行していれば絶対とは言えないでしょうがある程度は防げると思いますので、身近に高齢の方やお子さんがいらっしゃる方には予防対策をお勧めいただければと思います。