早朝のトイレ

1年くらい前までは起床時間まで起きることがなかったのですが、昨年辺りから起床時間より1時間から30分くらい前にトイレに起きるようになりました。

そしてトイレに起きると、ほとんどの場合2度寝ができないのです。

それが気になっていたのですが、今日偶然に次の記事のタイトルが目に入り、気になって読んでみました。

「朝早く目覚めて二度寝できない」「夜中に何度もトイレに」…加齢とともに出てくる睡眠への不満 治療が必要なケースとは? | ヨミドクター(読売新聞)
こんにちは。精神科医で睡眠専門医の三島和夫です。睡眠と健康に関する皆さんからのご質問に科学的見地からビシバシお答えします。年を取るとともに眠りが浅くなったり、早朝に目覚めたりと、不眠で悩む方が増えます。今回は、こうした年齢に伴う睡眠の変化を...

4年前にアップされた記事ですが、内容は古くはないと思いながら読み進みました。

私の場合、二度寝ができなくてもそれほど深刻に悩んでいるわけではないので、記事に載せられている次の「治療が必要な不眠症の診断基準」には当たらないようです。それには安堵しました。

A.入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒などの不眠症状がある

B.不眠によって生活に支障がある(下はその例)
1.疲労/不快感
2.注意/集中/記憶力の低下
3.社会/家族/就業/学業上のパフォーマンスの低下
4.気分障害/いらいら
5.日中の眠気
6.行動上の問題(過活動/衝動性/攻撃性)
7.意欲/活力/自発性の低下
8.ミス/事故の起こりやすさ
9.睡眠問題へのとらわれ  など

C.不眠症状と生活の支障が週に3日以上、かつ3か月以上持続している

受診が必要かどうかについては、上記以外にも次の説明が書かれていました。

ポイントは、不眠によって日中の生活に支障が出ているかどうかです。逆に言えば、老化現象である不眠症状があっても、日中の不調を伴わない人がかなりいます。先進各国の疫学調査では成人の30~40%は何らかの不眠症状を持っていますが、不眠によって日中の不調を感じている人は10%程度です。「夜中に1、2度目が覚めるけど、年を取ればこんなもんだろう、あはは」と元気に過ごせている人はご心配無用です。

上記診断基準に当てはまる項があったり、不眠のために日常生活に支障が出ている方では、症状を侮らずに受診をお勧めしたいと思います。

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