寒暖差による不調

日中は半袖で過ごせるくらいの天候からの急な寒さによって、体調が良くない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

寒暖差は自律神経に大きな影響を与えますが、自律神経が不安定になりやすい私も昨日辺りから不調です。

私の場合は原因がわかっているので何とか対処していますが、不安になっている方もいらっしゃると思うので、わかりやすく説明されている記事を紹介させていただきます。

読売テレビニュース

上記事に登場する「池袋大谷クリニック」の呼吸器内科などが専門の大谷義夫院長は、気温差(室内と屋外との差も含む)を「3℃以上」「7℃以上」「10℃以上」に分けて、それぞれに出やすい症状を次のように述べています。

気温差が3℃で悪化するおそれがあるのが「せき」です。大谷院長によると、3℃以上の気温差がある、3℃以上下がった場所にいきなり行くとぜんそくが出やすくなり、せきが悪化する報告があるといいます。これは気管支が冷たい空気の刺激でむくみ、気管の内側が狭くなることで呼吸が苦しくなるそうです。

続いて、気温差が7℃以上あると「鼻炎」が生じやすくなるそうです。これは実験データがあり、冷たい空気を吸うことによって自律神経のバランスが崩れ、血管が開いたり縮んだりします。そこで鼻水が出てくるそうです。

そして、気温差が10℃以上だと「血圧が急上昇」します。温度調節できた室内にいる限りにおいてはいいですが、それが屋外に出て気温差が大きくなると、血圧が急に上がって倒れてしまうことも、最悪あるそうです。

そして、不調を予防するための対策を大谷院長に尋ねた際の返答が、次のように書かれていました。

まずは、「朝は天気予報を見て服装調節」、2つめは「マスクをつける」。マスクをつけると冷たい空気を直接吸うことが減ります。多少和らげる効果があるそうなので、マスクはオススメだといいます。それから、免疫力をアップするために「軽い運動」をできるだけ習慣づけるといいといいます。特にコロナ禍で閉じこもりがちだった高齢者は、できるだけ運動を習慣づけて体を動かしてほしいということでした。

寒暖差を乗り切るためには、「服装調節」「マスク」「軽い運動」ということです。

わかってはいても疎かにしがちですが、不調が悪化してからでは遅いので、皆様にも心がけていただければと思います。

また、記事にも書かれていますように、これからの時期は「ヒートショック」に要注意ですので、くれぐれもお気を付けください。

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