14年目の3.11

今日は、東日本大震災から14年目の3月11日ですね。

昨年の3月11日には次の投稿をしています。

数日前、次のページが目に留まりました。

こころフォト ~忘れない~|NHK
NHKでは東日本大震災で失われた一人一人の命の尊さを忘れないために、また、残された方たちがどう生きようとしているのか、被災地の「いま」をお伝えするために、写真とメッセージを募集しています。

上ページのいくつかを読みましたが、どなたの手紙も心を締め付けられるような思いを感じながら読ませていただきました。

そして、手紙を書けた方々は少しずつ前に進むことができているけれど、14年前の3月11日で時間が止まったような日々を過ごしている被災者も少なくないのではないかとも思いました。

当店に2011年の数年前から来店されていた、私と同年代くらいの方がいらっしゃいました。

脱毛症を患い、医療機関での治療のほかに漢方薬を試したいということで、お友達に当店を紹介されたと来店されたのが始まりでした。

その後、お勧めした漢方薬が効いたとお顔も晴れやかになって月に一度は来店されていたのですが、2011年3月11日を境にお顔を見ることがありませんでした。

当店を勧めてくださったお友達が1年後にくらいに来店されたのでご様子を伺うと、震災以降は会ってないとのことでした。

そして、また1年後くらいに、そのお友達から「親族が震災に津波で亡くなったショックで体調を崩していたけれど、先日亡くなった。心不全らしい」と聞きました。

それを聞いた際、私は震災の影響が広範囲に及んでいることに驚くとともに、「脱毛症が良くなってきた」と報告してくださったお顔が思い出されて、友人が亡くなった時のような思いを感じたのです。

3.11が近づくといろいろ思い出されるのですが、被災地へはこれからも思いを寄せ続けてゆきたいと、3月11日の今日、改めて思いました。

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