来店されたAさんから、医療ダイエットを勧められたというお話を聞きました。
50代女性のAさんは、持病のために主治医から痩せるように言われたそうです。
その方は様々なダイエット方法を試してみても体重が思うように減らず、そのことを知人に話したところ医療ダイエットを勧められたとのことでした。

私は偶然にも数日前に次のページを読んでいたため、私は医療ダイエットにはリバウンドが少ない等のメリットはあるが薬による副作用が生じる場合があるなどのデメリットもあること等をお話し、なかなか痩せないことも含めて主治医に相談することをお勧めしました。
上ページには、「医療ダイエットとは」として次が書かれています。
医療ダイエットという言葉は、主に美容クリニックなどの自由診療において、医薬品や医療機器を用いて体重や体脂肪の減少を目指すアプローチ全般を指す言葉として使われています。医師が介在するため安全なイメージを持たれることがありますが、病気の治療ではなく、容姿を整えるための美容目的の自由診療として行われるケースが見受けられます。
これとは区別されるのが、一般の内科や糖尿病内科、肥満外来などで行われる、医学的に減量が必要な「肥満症」を対象とした治療です。これは肥満に起因する健康障害の改善や病気の予防を目的とした医療行為であり、条件を満たせば公的医療保険の対象になります。同じ薬剤を用いる場合であっても、美容目的の自由診療と、健康障害の改善を目指す医療とでは、目的や安全管理体制が異なります。
Aさんの場合は上記の後者に当たると思いますから、主治医の判断によっては公的医療保険の対象になるかもしれないと思いました。
上ページにも次のように書かれていますが、医療ダイエットを希望する場合は、肥満症や生活習慣病の治療に精通した専門医のいる医療機関の受診を私もお勧めしたいと思います。
もしも健康診断などで肥満を指摘され、ご自身の健康状態に不安がある場合は、専門の医療機関を受診することが解決への第一歩となります。肥満症や生活習慣病の治療に精通した専門医が在籍する医療機関では、医学的エビデンスに基づいた適切な指導や治療を受けることができます。状態や合併症の有無に応じて、公的医療保険が適用される場合もあります。
美容目的の自由診療を受ける前に、まずは一度ご自身の体に向き合い、専門医に相談することが、将来にわたって健康な体を維持するための堅実なアプローチといえるでしょう。

