再度非常食のこと

先日、次の投稿をしました。

今回は、次の記事を読んでの投稿になります。

[能登半島地震]東日本大震災を経験した管理栄養士が本当に必要だと感じた「非常食」…おいしかったキャラメルの思い出 | ヨミドクター(読売新聞)
こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。  東日本大震災のとき、私は宮城県の病院に管理栄養士として勤務していました。支援物資のありがたみを感じる反面、現場にそぐわない支援物資も多くあると感じました。  例えばカップ麺。カップ麺を作るの...

記事の筆者は、東日本大震災のときに宮城県の病院に管理栄養士として勤務していた伊藤清世さんです。

伊藤さんは、非常食としてのカップ麺について次の様に買いています。

例えばカップ麺。カップ麺を作るのに必要な水がどのくらいか、ご存知でしょうか。少なくても300ml、多いものだと500ml必要です。水が貴重でお湯をわかす熱源もない被災地。しかも、下水道も使えない状態で、残った汁はどこに捨てるのでしょう。全部飲み干すことで健康状態にも関わる場合があります。

被災の状況によって役立つ非常食が違うことは前記の投稿の際にも気づかされましたが、実際に災害を経験した食のプロが書いている今回の記事も、もう一度、備蓄の非常食を見直そうと思わせてくれました。

その一つが栄養補助飲料です。

ドラッグストアで売られている栄養補助飲料も非常食として有効です。災害後は、生鮮食品が手に入りにくく、食事内容が糖質に偏り、たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足したり、心理的ストレスで食が進まなかったりすることもあります。こうした栄養補助飲料でエネルギーやたんぱく質、ビタミンやミネラルを補うことができます。「エンジョイクリミール」「明治メイバランスMiniカップ」などの商品があります。

記事の最後の次の文面が心に残りました。

起きてもいない災害を想像するのは非常に難しいことで、どこかひとごとに感じることもあると思います。そんな方は、日ごろの健康に留意しましょう。災害時にはカラダもココロも疲れ、回復に時間がかかります。普段から心身の状態が不安定なら、なおのこと時間を要します。いつもの食事や生活に配慮するだけでも防災につながるのではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました