次の記事はストレス要因について書かれていて、私自身にも当てはまる項目がありました。
記事の冒頭に、次が書かれていました。
死別や離婚、失業、病気、けがなど、大きな出来事によるストレスはよく知られている。しかし実は日常の些細なことの中にも心身の健康に悪影響を与える要因は潜んでいる――ガラスの破片のようにチクチクと意識の表面を突く小さな刺激物が、いずれ精神的・肉体的な病気を引き起こすのだ。ここでは特に女性が抱えやすい、普段あまり意識していないストレス要因3つとその対策を紹介しよう。
そして、三つのストレス要因として次が挙げられていました。
- 社会的孤立
- スマホ画面のスクロール
- 感情労働
社会的孤立については、次が書かれていました。
社会的孤立は高血圧、心臓病、肥満、免疫力の低下、不安、うつ病、認知機能低下、アルツハイマー病、さらには死亡のリスク増加と関連する。ポッドキャスト「Dear Therapists」の共同司会者であり、 『Emotional First Aid』の著者でもあるガイ・ウィンチ博士は「慢性的な孤独感は、私たちの長期的な健康に1日15本のタバコを吸うのと同じダメージを与えることがわかっています」と述べている。
社会的孤立を防ぐために、次がアドバイスされていました。
社会的孤立を避けるためには、社交をスケジュールに組み込んで、半ば強制的に行うことが有効だ。
二つ目のストレス要因であるスマホ画面のスクロールについては、次が書かれていました。
アメリカ心理学会の2017年の調査ではアメリカ人の43%がソーシャルメディアを常にチェックしていると回答した。確かに、あなたはかわいい動物の動画を見るためにSNSにアクセスしているのかもしれない。しかし、「いいね!」された投稿やプライベートメッセージ、ミームを探して画面をスクロールしている間も、フィルターをかけられ、慎重に編集されたありえないほど完璧な体や顔、バカンス、家などの画像があなたの幸福をゆっくりとむしばんでいる。
そして、次のアドバイスがありました。
中毒性のある画面のスクロールから逃れるために、定期的なデジタルデトックスを試してみよう。
感情労働については、次が書かれていました。
夫婦である程度家事の分担はできているかもしれない。しかし、子供が学校の劇に参加できなかった、と泣き出した場合はどうだろうか? たいていの場合、子どもに手を差し伸べるのは母親の方だ。この不均衡は他の対人関係にも展開していると『Emotional Labor』の著者であるローズ・ハックマンは言う。家庭でも職場でも、接客業やヘルスケアなど、精神的に大変な業界では女性の数が男性を大きく上回っており、女性は心のケアや平和の維持に関連する目に見えない精神的な仕事という過酷な挑戦に直面している。
感情労働とは、他人の感情に良い影響を与えるために、自分の感情を調整、操作する行為です と書かれ、一人で抱え込まないの項に次が書かれていました。
人間関係においては、「いい子」を演じるのではなく、自分の気持ちを正直に話し、感情的なケアの重荷を他の家族と分かち合うこと
記事を読み、私も当てはまる要因の対策を実行しようと思いました。
長期に渡って続くストレスは、気付かないうちに心身を蝕みます。皆様もお気を付けください。