メタボの怖さ

次の記事を読みながら、事例として登場する男性と同じく検査で狭心症が見つかり、ステントを入れた15年前の主人を思い出しました。

「最近、おなかが出てきたな」。加齢とともに進行する肥満を放置することで… | ヨミドクター(読売新聞)
日本人の死因第1位でもあるがんの難しさは、ある程度、進行しないと、 罹患(りかん) したことを知らせるサインが出ないことです。早期発見なら、多くのがんは治療できますし、社会復帰も可能であることは、このコラムでも再三、指摘してきました。  一...

主人の場合も記事に投稿する男性と同じように職場の健診で高血圧と脂質異常(高コレステロール血症)、そして境界型糖尿病を指摘されていたのですが、自覚症状もなかったため楽観視して数年間放置状態でした。

当時、私は鍼灸の勉強を始めた頃で、主人の体を実験台にして練習させてもらっていたのですが、その際、背中に少しヒヤッとするような違和感を感じた個所があり、気になったため主人に受診を勧めたのです。

自覚症状も無かった主人は気が進まないようでしたが、受診した結果は狭心症というものでした。

そしてすぐに手術の日が決まり、ステントを入れました。

記事に次が書かれていました。

人間は加齢とともに、生命を維持するために必要なエネルギー量、つまり「基礎代謝」が落ちていきます。さらに、活動量の低下などの要因が組み合わさり、加齢にともなって総エネルギー消費量も低下していきます。

続いて次のように書かれていました。

10代の若者に比べると、活動量、運動量は大きく落ちていきますので、同じように食べていれば、余ったエネルギーが内臓脂肪や皮下脂肪として体内に蓄積していくことになります。とくに内臓脂肪は血圧を押し上げ、血糖値も上がりやすくなり、過剰なインスリンの分泌が促されるようになります。

年齢と共に活動量や運動量が落ち、その上で生活習慣をコントロールできな場合は病気の発症につながる可能性が高くなります。

規則正しい生活習慣は、良い老後を過ごすために極めて重要なことを改めて痛感しました。

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