リビングウィル

次の記事を読みました。

「自然死させてください」父が記した言葉…終末期医療へ「リビングウィル」 残すなら元気なうちに | ヨミドクター(読売新聞)
今年1月に亡くなった実父が残した書類を読み返す熊谷幸恵さん(札幌市中央区で) 今年1月に亡くなった実父が残した書類を読み返す熊谷幸恵さん(札幌市中央区で)  「死期が迫り、苦痛を訴える力もうせた状態になりましたら、延命処置をせず、自然死させ...

「リビングウィル」という言葉を私は初めて知りましたが、記事には次のように書かれていました。

終末期の医療の希望について、判断能力があるうちに、自分の考えを記しておく文書は「リビングウィル」と呼ばれる。

記事に登場する男性が2017年に記したリビングウィルが、2020年に重度の認知症で入院した病院に提出されたそうです。

記事には、「死期が迫り、苦痛を訴える力もうせた状態になりましたら、延命処置をせず、自然死させてください」というリビングウィルにより、終末期にも点滴や鼻や胃に入れた管から栄養を送る延命処置は行われず、穏やかに亡くなったことが記されていました。

リビングウィルについて、患者側から提出されることはまだとても少ないそうで、記事に登場する看護師さんが「まだ元気だと思っているうちに認知症になってしまい、リビングウィルを残す機会を逃してしまう人も多い」と指摘していました。

私も「まだ」と思っていた一人なので、記事を読んで下書きを作るところから始めようと思いました。

記事には「リビングウィル」と「エンディングノート」「遺言書」の特徴が画像で説明されていますので、中年以上の方々にはご一読をお勧めしたいと思います。

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