脂肪は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に大きく分けられることをご存じの方は多いと思います。
飽和脂肪酸は動物性の脂肪に多く含まれ、近年では摂取過多の弊害が指摘されています。
不飽和脂肪酸はオメガ3系不飽和脂肪酸とオメガ6系不飽和脂肪酸、オメガ9系不飽和脂肪酸という3種類に分類され、バランス良く摂取することが勧められています。
脂肪については、次のページ等を参考になさっていただければと思います。
脂肪について、不足しやすいオメガ3系不飽和脂肪酸を私は魚類とサプリメントで補っています。
そして、オメガ9系不飽和脂肪酸であるオリーブ油も摂ることが多いのですが、最近購入したオリーブ油を摂った際に喉に刺激を感じることが気になっていました。
そのオリーブ油は知らないメーカー品であり、他と比べて安価だったために購入してしまった物でした。
そのため粗悪品なのかと思ったのですが、念のためにネット検索したところ次のページを見つけました。
上ページの冒頭に次が書かれていました。
本物のエクストラバージン・オリーブオイルを生で飲むと、オイルによっては喉にピリピリ感や辛味を感じることがある。これは本物のオリーブオイルには欠かせないとされる刺激性のある辛味である。この辛み成分の正体は、「オレオカンタール」とよばれる天然有機化合物。この辛みは慣れていないと咳き込むことがあるほど強烈なものもある。
私の場合も刺激を感じて時々咳き込むことがありますから、「オレオカンタール」が原因なのかもしれません。
「オレオカンタール」については、次の情報もありました。
ある最近の研究は、この「オレオカンタール」には、抗炎症作用と抗酸化作用を有することが明らかになってきたという。
イタリアなどでは、例えばやけどをしたときにはオリーブオイルを皮膚に塗ることで、その赤身を抑えるという民間療法が存在するのであるが、その裏付けともなる研究結果となった。
オリーブオイルの大半は、オレオカンタールを含有しており、この物質のもたらす作用が、風邪薬でもおなじみのイブプロフェンと非常に類似していることがわかったというのである。
オリーブ油を摂った時に感じる刺激は悪いものではないとわかってホッとしましたが、食事中にむせたように咳き込むことはできれば避けたいため、そうならない摂り方を見つけたいと思います