リンと腎臓

次の記事は偶然に目に留まったのですが、私もリンの過剰摂取に気を付けようとおもいました。

身体の寿命より先に「腎臓」が死ぬ人が続出中!…現代人が「ただ生活しているだけ」で「必要量の3倍」を摂取している「ヤバすぎる危険物質」(週刊現代) @gendai_biz
肝臓と腎臓をいたわれば、健康長寿を実現できる。しかし、古く、間違った常識にとらわれていると、かえって老いを加速させてしまう。春の健康診断にむけて、知識をアップデートしておこう。

記事の冒頭には次の文面がありました。

リンは骨を作るために必要不可欠なミネラルであると同時に、摂取しすぎると腎臓を急速に衰えさせてしまうので、取り扱いに気をつけなければならない栄養素でもあります。しかも、我々は普通の食生活を送っているだけで、一日の必要量のなんと3倍も過剰摂取しているのです。

また、次の文面もありました。

いま、偏った食生活の影響で自分の寿命よりも先に腎臓の寿命が尽きてしまって、人工透析をしなければならない患者が増えています。腎臓は30代をピークに、容積が減少していきます。しかも、ただ小さくなるのではなく、腎臓内部の組織が壊れたり、硬くなったりして、やがて機能が失われてしまう。
腎臓は働き者ですが、再生できません。早いうちから生活習慣を見直し、ケアをする必要があるのです」(『人は腎臓から老いていく』の著者で埼友クリニック外来部長の高取優二氏)

そして、次の文面には少々驚かされました。

自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部教授で、『図版 腎臓が寿命を決める』の著者である黒尾誠氏によれば、最新の研究で、リンの血中濃度は寿命の長さに関係していることもわかっているという。
ヒト、ゾウ、コウモリ、ヒツジ、ウサギ、ネズミの血中リン濃度を調べたところ、濃度が低い順に平均寿命が長いことが判明したのだ。

読みながらリンを摂り過ぎないようにしなければと思い、リンを多く含む食品について検索したところ、やはり透析患者さんは特にリン摂取に気を付けなければならないようで、次のページにわかりやすく書かれていました。

リンが多い意外な食べ物は?

皆様にも、リンの過剰摂取にお気を付けいただければと思います。

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