前立腺がんのPSA検査

近年、前立腺がんが急増していることをご存じの方もいらっしゃると思います。

私の周囲では父も前立腺がんが見つかって治療を受けましたし、知人にもがんが見つかったこともあり、主人には人間ドックを受ける際にPSA検査を受けることを勧めていました。

PSA検査で数値が高いと前立腺がんが疑われるのですが、主人の場合は幸いなことに今までの検査では数値が高かったことはありません。

父も知人もがんは初期に見つかって治療が奏功したこともあり、私はPSA検査は受けた方が良いと確信していたのですが、次の記事を読んで検査が全面的に勧められているわけではないことを知りました。

【男性注意】前立腺がんが急増している「意外すぎる理由」
【男性注意】前立腺がんが急増している「意外すぎる理由」とは?

記事には次が書かれていました。

日本の厚生労働省は「推奨しない」という指針を出しています。しかし一方で、日本泌尿器科学会は「PSA検査は絶対に行ったほうがいい」と主張しており、意見が真っ二つに分かれてしまっているのです。PSA検査についてのエビデンスは、まだ決着がついていません。

記事ではPSA検査を受けるか受けないかは自分で決めるしかないとして、次が書かれていました。

「前立腺がんの家系なのでリスクが高いから、定期的に確認しておきたい!」という人はPSA検査を受けるほうがいいでしょう。一方で、「がんが見つかったら絶対に心を病んでしまう。有効性が証明されていないのも不安」という人は検査を受けないほうがいいかもしれません。

前立腺がんは進行が遅く、検査を受けなかったためにがんがあることを知らずに一生を終えるケースもあることが記事に書かれていました。

でも、検査を受けずに転移して命を落とす場合もあることを思うと、私は主人が次に受ける人間ドックの際にも、今まで同様PSA検査を受けることを勧めるほうに気持ちが傾いています。

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