帯状疱疹ワクチンの対象年齢

次の記事のタイトルが目に入り、対象年齢に「エッ」と思いました。

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うかつにもワクチン接種の対象年齢拡大を把握していなかったため、ネット検索したところ、2023年6月26日付けで「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」が追加されたことを知りました。

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対象年齢が拡大された理由について、前出の記事に次が書かれていました。

2014年に水疱瘡の定期接種が始まったことで、子供の水疱瘡が激減。それによって、ブースター効果を得られにくくなったのです。
ブースター効果とは、体内で一度作られた免疫機能が、抗原に再度接触することで、免疫機能が高まることを指す。

また、対象者について次が書かれていました。

具体的には、がんやHIV感染症にかかっている人、自家造血幹細胞移植や腎移植を受けた人など、免疫力が低下する事象を持っている18歳以上となる。なお、帯状疱疹ワクチンは「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2つがあり、接種の対象年齢が拡大したのは、「不活化ワクチン」のシングリックス(商品名)になる。

帯状疱疹の初期は普通の湿疹と見分けがつきにくく、治療が遅れてしまうと、後遺症である帯状疱疹後神経痛の発症率が高くなります。

記事には、帯状疱疹後神経痛について次が書かれていました。

帯状疱疹後神経痛の痛みは、「焼けるような」「締め付けるような」「ズキンズキンとする」などと表現されることが多い。ひどい人では「服が触れるだけで痛い」「痛くて顔も洗えない」と、日常生活や睡眠に支障をきたす。そして、帯状疱疹後神経痛は、年単位で症状が続くこともあるのだ。

記事では、帯状疱疹後神経痛を回避するためにもワクチン接種を勧めていました。

次の投稿も参考になさっていただければと思います。

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