2024年元旦に起きた能登半島地震では、地震による建物倒壊や大規模火災、津波により輪島市、珠洲市などで大きな被害が出ました。避難が長期化する中で、震災関連死の増加も懸念されています。
ライフラインが復旧していない地域も多く、地域によっては水道の復旧が4月以降の予定という報道もあり、被災した方々の生活を考えると察するに余りある思いがします。
今朝、次の記事を読みました。
記事に登場するクックパッドアンバサダーの柿島悠美さんは七尾市在住で、記事では地震が発生した時の様子などと共に非常食について語っています。
その中で、非常食の備蓄があっても停電や水が使えないなどのライフラインの状況によっては役に立ちにくいものがあることを改めて考えさえられました。
いざというときのために、非常食として役立つだろうと自分なりに備蓄を用意していましたが、その多くは役に立ちませんでした。 水やお湯を入れないと食べられない非常食は避難した車内では食べにくく、そのまま食べられる物をもっと用意しておけばよかったと思いました。
また、一口に「震災が起きた」と言っても、水が使えない、電気が通らないなど地域や状況によっても必要なものは全く変わってくるんだと痛感しました。いま一度、状況ごとにシュミレーションすることで防災意識を改めて、日々アップデートしていかないといけないと思っています。
自治体の公式LINEの重要性にも納得したので、私も居住地域の自治体LINEを登録しようと思いました。
自治体の公式LINEで常に情報をチェックしています。支援物資の情報や、給水車、お風呂の情報などが全部わかります。ただ、この公式LINEをお年寄りは知らない方が多く、「なんでそんなに詳しいの?」と聞かれることもあります。避難時は、自治体からの情報が一番役立つので、こういった情報を常にチェックしておくことの重要性を感じました。
記事の最後に柿島さんの次の言葉がありました。たいへんな状況の中で感謝の気持ちを持って過ごしている柿島さんには頭が下がる思いがしました。
救助に対して、初動が遅いと言う声もありましたが、地震の翌日にあんなに多くの救助隊が能登に向かっていくのを見て、「本当にありがとうございます」という気持ちで胸がいっぱいになりました。確かに毎日大変ではありますが、能登のために動いてくださっている多くの方々に感謝の気持ちをもって日々を過ごしていきたいと思います。
被災した方々には、少しでも早く安寧の時がもたらされることを祈るばかりです。