脳の疲れ

私たちは、人間関係がスムーズにいかないと、どこが疲れたというわけでもないのに、脱力感にも似た疲れを感じることがあります。

これは「ストレス」「気疲れ」という言葉で表現されることが多いのですが、心の疲れというより、一種の脳の疲労であると言われています。

人間の脳は、本能や情緒をつかさどる「古い皮質」が、知性や理性をつかさどる「新しい皮質」によって抑制されています。

動物たちは不快感を感じると怒りの感情をストレートに表現しますが、人間は「新しい皮質」のおかげで感情をコントロールすることができます。この両者のバランスがうまくとれているときは問題はないのですが、「古い皮質」の働きを理性や知性で抑え続けていると、自律神経失調症や、高血圧、動脈硬化などの成人病の原因になることもあります。

人間関係に限らず、現代人はとかくストレスに悩まされがちです。喜怒哀楽はもちろんのこと、環境の変化、境遇の変化など、あらゆることがストレスとして働きます。

こうした生活の中で、心と身体の健康を保つには、十分な睡眠と栄養をとり、自分に合った楽しみかたで、たまには羽目をはずして「古い皮質」を解放してあげることも大切です。

栄養的な面では、ストレス刺激によって全身的な代謝機能が高まり、それに伴ってビタミンCがどんどん消費されていきます。

また、体内のたんぱく質を分解する作用も高くなっていきますので、この2つの栄養素はストレスの多い現代人には不可欠です。3食の食事の中で、過不足のないように心がけていただきたいと思います。

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