今日から始まるゴールデンウィークには、楽しい計画をお持ちの方もいらっしゃると思います。
楽しい計画を前にして申し訳ないのですが、楽しんだ後の連休明けに体調不良を起こさないために、次の記事を紹介させていただきます。

五月病で目立つ睡眠リズムの乱れ…「寝付けない」「日中も 眠気」「休日に長時間の寝だめ」 | ヨミドクター(読売新聞)
こんにちは。精神科医で睡眠専門医の三島和夫です。睡眠と健康に関する皆さんからのご質問に科学的見地からビシバシお答えします。 いよいよ新年度が始まりました。中学、高校、大学への進学、もしくは社会人として多くの若者が新生活のスタートを切る季節...
上記事では、五月病について次のように書かれています。
五月病は正式な病名ではなく俗称ですが、五月病と思われる人の中には、受験や就活を乗り越えた後に生じるうつ病(荷下ろしうつ病)、新生活への適応障害、バーンアウト(燃え尽き症候群)など多様なケースが含まれています。
五月病では抑うつ症状に加えてさまざまな睡眠問題が見られます。この中にはうつ状態に伴う不眠や過眠(眠気)などもありますが、睡眠リズムの乱れ(寝起きの時刻が不規則になる)が多いのも特徴です。

記事では、睡眠リズムの乱れは不登校や仕事欠勤などにつながる可能性があること、五月病に限らず夏休みや冬休みなどの長期休みを契機に出現することもしばしばなことを指摘しています。
そして、精神科医である記事の筆者は、起床困難で登校や出勤ができないという悩みで受診された患者さんに対して、まず行うのはうつ病や適応障害、神経発達症など何らかの精神疾患に 罹患 していないか診断すると述べています。
睡眠リズム調節に役立つこととして、筆者は次をアドバイスしていますので、五月病予防のためにもご記憶いただければと思います。
・起床時刻を一定に整える(早寝→早起きではなく、早起き→早寝)
・午前中にできれば30分以上、日光を浴びて、体内時計をリセットする(直射日光は避ける。少しまぶしいくらいの明るい光の方向に視線を向ける)
・睡眠前にスマホはいじらない。特に興奮しやすいSNSはだめ
次の投稿なども参考になさってください。