繰り返さないために

私も昨日次の投稿をしましたが、メディアでも事故の報道が続いています。

ネット上にも多くの記事が出ていますが、私は次の記事に注目しました。

「3歳園児バス置き去り」過熱報道に欠けた視点
静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」に通う3歳の女児が通園バスの車内に取り残され、熱中症で亡くなった事件から4日、園による記者会見から2日が過ぎた今なお、さまざまな報道が飛び交う状態が続いていま…

上記事に次の文面がありましたが、多くの人々が1年前に福岡で起きた事故を思い起こしたのではないかと思います。

真っ先に問題視すべきは、なぜ1年前に起きた事件の教訓が生かされなかったのか。

昨年7月、「福岡県中間市の保育園で5歳の園児が通園バスに取り残されて熱中症で亡くなった」という痛ましいニュースが報じられました。

また、次の文面を読み、メディア報道の方向性について考えさせられました。

メディアに求められているのは明らかにミスが多かった今回の園だけでなく、他のケースも挙げながら、注意喚起していくこと。たとえば、置き去りが起きてしまう主な理由は「意識の低下」「人手不足」「ルールやシステムの不備」の3点と言われていますが、そのひと言だけで片付けられるものではありません。

(中略)

保育の分野に限らず、ヒューマンエラーをゼロにすることは難しいでしょう。だからこそ、ヒューマンとテクノロジーをどう組み合わせて事件や事故を防いでいくのか。真剣に考えるきっかけをメディアが提起してほしいのです。

また記事では文科省や厚労省のサポートが不可欠として、次が書かれています。

幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省、認定こども園は内閣府の管轄であり、安全管理に関しても福岡で事件が起きた1年前に通知をしていましたが、今回の事件を見る限り、それが出しっ放しの状態になり、浸透していなかったことになります。今後は継続的な通知に加えて、一斉調査や抜き打ちチェックなどの対策が行われるのではないでしょうか。

記事は次の文面で終わっていましたが、幼稚園や保育園は子供たちにとって楽しくて安全な場所であってほしいと思うと同時に、保育士さんたちが日々奮闘する姿に優しい目を向け、サポートできる社会であるべきだと強く思いました。

この園だけでなく、あなたの街にある幼稚園や保育園も苦しい状況に陥っていないか。彼らの最大の使命は「子どもたちの命と心を守ること」であり、それに日々奮闘する姿に優しい目を向け、サポートできる社会でありたいところです。

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