「都市部の公園にも」というタイトルと、グロテスクな画像が気になって次の記事を読みました。
猛毒きのこが都市部の公園にも!? 「カエンタケ」が恐い理由
9月を迎え、“食欲の秋といえば、きのこ採り”といわれるシーズンも近づいています。そんななか、「カエンタケ」という猛毒のきのこが近年、山中の森林はもとより都市部の公園などでも発見例が報告されています。 カエンタケとはどんなきのこなのでしょうか...
上記事の冒頭に次が書かれていました。
9月を迎え、“食欲の秋といえば、きのこ採り”といわれるシーズンも近づいています。そんななか、「カエンタケ」という猛毒のきのこが近年、山中の森林はもとより都市部の公園などでも発見例が報告されています。
記事に登場する千葉県立中央博物館上席研究員の吹春俊光さんは、カエンタケについて次のように説明しています。
カエンタケはボタンタケ科のきのこで、見た目は鮮やかな赤色、日にちを経るにつれてくすんだ色合いに変化してきます。ぱっと見は土の中から突き出した指のようにも、炎のようにも見えることが名前の由来です。基部から分かれて束になったような姿もよくみかけます。
毒性については、吹春さんは次のように説明しています。
トリコテセン類という猛毒成分です。カエンタケを食べると30分ほどで胃腸系や神経系に食中毒の症状が現れます。具体的には悪寒、腹痛、手足のしびれ、嘔吐(おうと)、下痢、のどの渇きなどです。
その後、腎臓・肝臓・呼吸器・循環器不全や脳障害などの症状が生じ、ときには死に至ります。顔面の脱皮、粘膜のびらん、脱毛などの『表面に出てくる症状』が特徴とされています
記事にはカエンタケは「いちばん強い毒性をもったきのこ」ともいわれているそうです。という記載もありました。
皮膚がただれる成分も含まれているそうで、記事にはが書かれていました。くれぐれもご注意ください。
真っ赤なカエンタケを見つけても触ったりせず、けっして食べたりしないよう、注意しましょう。